2014年 10月 15日
ハッピーに祈りを・・
ハッピーは、3年前のブリーダーレスキューから救い出された子で、我が家の19代目の預かりっ子。
廃業したブリーダー宅へ向かった日は、猛烈な暑さのお盆休みでした。
前日には、すでに1頭が死亡し、命の危険のある5頭を協力病院まで緊急搬送。
ハッピーはその中のひとりでした。
震える手を抑えながら、初めて通ったアクアライン。忘れられません。
大きな問題がひとつ。それは全頭疥癬だったこと。
そして、5キロはなくてはいけない体重がわずか2.7キロしかなかったハッピー。
かすれた声は、声帯を切られている証拠。
悪徳繁殖屋とは、ここまでしてもまだ繁殖犬として働かせる事が出来る、人の心を持たない
人間なのだと知りました。
ハッピーに会いに来て下さったご家族様。あの時、片目しかないメリーだけが残ってしまい、
お見合いの帰りがけに、メリーも一緒に迎えさせてはもらえないかとお電話を下さいました。
二人が一緒に生きていけるなんて・・嬉しくて、涙が止まりませんでした。
昨年初めて開催したオフ会にも、参加をしてくれました。
10歳になったハッピー。入退院を繰り返してはいましたが、その都度回復。
それが・・・6日に突然倒れて意識不明になったそうです。
急いで病院へ連れて行って下さいました。
あと、2時間遅れていたら、間に合わなかったと・・・
それからずっと入院しているハッピー。
今日、急いで会いに行きました。
酸素室にいるため、触れませんでした。
目の前にいるのに、触れないし、呼んでも、振り向いてくれないハッピー。
でもね、きっと回復してくれる。
先生から、はっぴーは徐々に回復していて、こんなに頑張ってくれる子は、開業以来初めてかもしれないって。。
あの過酷な生き地獄から生き残れた子だもの。
ハッピー、また会いに行くからね。待っててね。
里親のA様は、本当に優しい里親様です。
パパ、ママ、お姉ちゃん、メリー、皆で待ってるから。
ハッピーに祈りをお願いします。
by shoukouminokichi
| 2014-10-15 19:38